ムートンが愛される10の理由

ムートンが愛される10の理由 その3

ムートンは暖かさを保つ天然の断熱材 (その3)

「ムートンは暖かい」これはよく知られています。それはムートン自体の熱伝導率が他の繊維と比べて低いからです。ムートンにはクリンプがあることで、その空気を大量に体積の60%も含むことができます。ですから、この空気の層断熱材となって、冬の外からの寒気を断ち、室内の暖かさを逃がしません。

逆に夏では冷房の効果を高めてくれます。これも繊維の中にエアコンの冷たい空気を大量に含むことが出来るからです。エアコンを止めても温度の上昇が遅いためにいつまでも涼しさを保つことができるのです。

素材による熱の伝わり方の違い

室内の温度を測る時、一般的には気温を測ります。しかし、気温が一定でも、体感温度が大きく異なる場合がありませんか?これは、輻射熱と呼ばれる、周りの物質がもっている温度が直接伝わる熱のためです。風上でも焚き火が暖かいのは、この輻射熱のためですし、氷柱がおいてあると涼しいのは氷柱に熱を奪われるためです。物質は空気が無くても熱のやりとりをしているのです。室温が高くてもコンクリートの壁が冷たいと、冷たく感じるのはこのためです。

ムートンはヒトに極めて近いタンパク質であるため、熱の持ち方も似ています。極端に暑くなることもなければ、極端に冷たくなることもありません。人肌温度のムートン。ムートンのカーペットが素足でも暑くも冷たく感じないのは、こんなところにも理由があるのです。

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